バイデン氏がジョーク連発、ホワイトハウス記者団の夕食会に出席

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ホワイトハウス記者団の夕食会でスピーチするバイデン米大統領=4月30日/Al Drago/Reuters

ホワイトハウス記者団の夕食会でスピーチするバイデン米大統領=4月30日/Al Drago/Reuters

(CNN) バイデン米大統領は4月30日、米ホワイトハウス記者団が主催する恒例の夕食会に出席し、スピーチで痛烈なジョークを連発した。

バイデン氏は冒頭でさっそく「米国でただひとつ、私より支持率の低いグループとご一緒できて大変うれしい」と、自虐ジョークを飛ばした。

ホワイトハウス記者団の夕食会では大統領がユーモアたっぷりのスピーチを披露するのが習わしになっている。だがトランプ前大統領は一度も出席せず、過去2年間は新型コロナウイルス感染拡大を受けて開催自体が中止された。

バイデン氏にとっては今年が初の夕食会で、大統領が出席するのは6年ぶり。同氏はスピーチで、新型コロナの前には「ひどい疫病」があったと、トランプ氏の在任期間をやゆした。

自身が高齢であることもジョークの種にして、記者団の夕食会が始まった約100年前は「ちょうど上院議員になったばかりだった」と話した。

ゲストのテレビ司会者、トレバー・ノア氏がかつて大統領になった同氏を「米国の新しい父」と呼んだことを振り返り、「私を『新しい誰それ』と呼んでくれる人がいるのはありがたいことだよ」と語り掛けた。

ワシントン市内のホテルで開かれた夕食会には、2500人あまりが集まった。新型コロナ感染対策のマスク着用は任意とされたが、出席者は検査での陰性証明を提示することが義務付けられた。

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