アジア系女性7人を連続襲撃の男、憎悪犯罪で起訴 米NY

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今年2月末の犯行後に公開された防犯カメラの画像/NYPD Crime Stoppers

今年2月末の犯行後に公開された防犯カメラの画像/NYPD Crime Stoppers

(CNN) 米ニューヨーク中心部のマンハッタンで2月末にアジア系女性7人を立て続けに襲った男が、憎悪犯罪で起訴された。検察が4日に発表した。

スティーブン・ザジョンク被告(28)は2月27日、約3時間のうちに19~57歳のアジア系女性7人を次々に襲ったとして、憎悪犯罪の重罪を含む13件の罪で起訴された。

検察によると、被告は面識のない女性らに対し、アジア系の外見だけを理由に暴力を振るった。被害者らは顔に切り傷や打撲傷を負い、少なくとも2人が病院へ運ばれた。1人は意識を失って脳震とうの治療を受けたという。

反アジアの憎悪犯罪は新型コロナウイルス感染症のパンデミックにともなって急増し、ニューヨーク市警(NYPD)には専門の対策チームが新設された。

NYPDによると、アジア人を狙った憎悪犯罪は2020年3月8日から21年12月29日までの間に158件報告された。被害者のうち61歳の女性は、襲われた時のけがが原因で4カ月後に死亡した。

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