米国務長官「ロシアはキエフを包囲して脅す意図」 ウクライナ危機 

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ワシントンの会合で話すブリンケン米国務長官=22日/Carolyn Kaster/AP

ワシントンの会合で話すブリンケン米国務長官=22日/Carolyn Kaster/AP

(CNN) ブリンケン米国務長官は24日、全ての証拠からロシアがウクライナの首都キエフを包囲して脅す意図であることがうかがえると指摘した。ロシアはウクライナ国民に対する広範な人権侵害や、「潜在的にもっと悪質」な行動に及ぶ計画を策定しているとの見方も示した。

欧州安全保障協力機構(OSCE)の特別会合での発言で述べた。「潜在的にもっと悪質」な行動の内容については詳しく語らなかった。

オンライン上で発表された発言記録によると、ブリンケン氏は「ロシアの行動は民主主義や人権、人間の品格に対する侮辱だ」と言及。「ロシアはここ数カ月、ウクライナに侵攻する意図はないと主張して外交姿勢を装ってきた。その間ずっと、第2次世界大戦後の欧州では見たこともない規模の冷酷な攻撃を準備していた」と指摘した。

そのうえで、OSCEや国際社会はいま、ロシアが世界への約束を完全に放棄した状況を目の当たりにしていると述べた。

ロシアとウクライナはいずれもOSCEの加盟国。

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