米副大統領の夫が訪問中の学校に爆破予告、避難して無事 首都ワシントン

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シークレットサービスに促され避難するハリス米副大統領の夫、ダグラス・エムホフ氏(写真左)=8日、米ワシントンDC/Manuel Balce Ceneta/AP

シークレットサービスに促され避難するハリス米副大統領の夫、ダグラス・エムホフ氏(写真左)=8日、米ワシントンDC/Manuel Balce Ceneta/AP

(CNN) 米国のカマラ・ハリス副大統領の夫、ダグラス・エムホフ氏が訪れていた首都ワシントン市内の学校に爆破予告があり、エムホフ氏がシークレットサービスに促されて避難した。エムホフ氏の報道官が8日、ツイッターへの投稿で明らかにした。

報道官のツイッターによると、エムホフ氏が学校で生徒や教職員と会っていたところ、シークレットサービスが脅迫のことを知った。エムホフ氏は無事で、学校にいた教職員らも避難した。

ホワイトハウス当局者も、エムホフ氏は避難してハリス副大統領と連絡を取り合っていたと述べ、エムホフ氏の無事を確認した。

学校は8日午後には安全宣言を出し、生徒たちを帰宅させた。

首都警察が8日午後、記者団に語ったところによると、午後2時15分ごろ、ダンバーハイスクールの受付に爆弾の脅迫があり、10分以内に退避するよう告げたという。

警察によると、脅迫の内容は午後2時18分にシークレットサービスに伝えられ、エムホフ氏が校舎から避難。教職員も近くの空き地に避難した。

コロンビア特別区公立学校区と首都警察も、同校に対する爆弾の脅迫電話があったことを確認した。

シークレットサービスは8日、これがエムホフ氏を狙った脅迫だったことをうかがわせる情報はないと説明した。

ダンバーハイスクールは米国で初めてアフリカ系米国人の教育のために創設された学校で、エムホフ氏は黒人歴史月間の記念イベントに合わせて訪問し、教職員や生徒との交流を予定していた。

米国では黒人歴史月間が始まった先週以来、歴史的に黒人の教育を担ってきたカレッジや大学少なくとも14校が爆弾脅迫を受けている。首都警察は、現時点でこうした一連の脅迫事件と今回の事件との関係はなさそうだと話している。

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