米コロナ死者、累計90万人超に 実際の数はさらに多いとの見方

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米国のコロナ死者数が累計で90万人を超えた/Karen Ducey/Getty Images

米国のコロナ死者数が累計で90万人を超えた/Karen Ducey/Getty Images

(CNN) 米ジョンズ・ホプキンス大学のデータによると、米国の新型コロナウイルスによる死者が4日時点で90万人を超えた。

ただし専門家は、感染被害の実際の規模はもっと大きいとの見方を示す。米疾病対策センター(CDC)の推計では、2020年2月~21年9月にかけてコロナで実際に死亡した人の数は報告よりも約32%多かったとみられている。

ジョンズ・ホプキンス大によると、米国ではここ2週間、1日あたりの死者数が2000人を超える状況が続いている。

世界保健機関(WHO)が新型コロナ感染症の「パンデミック(世界的大流行)」を宣言したのは20年3月11日。

ジョンズ・ホプキンス大によると、米国ではその2カ月半後の5月23日までに10万人の死者が報告された。その後9月22日までに20万人、12月12日までに30万人の死亡が報告され、昨年に入ってからも1月17日までに40万人、2月21日までに50万人と死者数は増加の一途をたどった。

昨年12月13日までには80万人の死亡が報告され、そこから2カ月足らずで米国の死者数は90万334人に達した。

ジョンズ・ホプキンス大によると、世界全体では570万人以上が新型コロナのため亡くなっている。米国は世界人口に占める割合は5%程度だが、コロナの死者数はどの国よりも多く、世界の約16%に上る。

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