米ミシガン高校銃撃 被告両親の知人に事情聴取、家宅捜索も

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米ミシガン州の高校で起きた銃撃事件で、銃を乱射したイーサン・クランブリー被告と両親が訴追されている/Oakland County Sheriff's Office

米ミシガン州の高校で起きた銃撃事件で、銃を乱射したイーサン・クランブリー被告と両親が訴追されている/Oakland County Sheriff's Office

(CNN) 米中西部ミシガン州の高校で起きた銃撃事件で、当局は6日、銃撃犯の両親の知り合いで、両親が逮捕された場所をアトリエにしている芸術家の男性(65)から事情を聴き、自宅を捜索した。

先月30日に校内で銃を乱射したイーサン・クランブリー被告(15)はテロや殺人の罪、両親は同被告に銃を与えて自由に使わせたとして過失致死の罪にそれぞれ問われているが、3人とも無罪を主張している。

地元保安官事務所の発表によると、知人の男性は6日、弁護士とともに出頭し、両親をかくまったかどうかをめぐり2時間にわたって事情聴取を受けた。

両親は当局の出頭要請に応じず、捜索の結果、4日にデトロイト近郊で発見、逮捕された。司法妨害の罪状が追加される可能性もある。

弁護士によると、男性は調べに対して全面的に協力した。被告の両親と特に親しかったわけではなく、2人が当時自分のアトリエにいたことも、逮捕状が出ていたことも知らなかったという。

家宅捜索は聴取の直後に行われ、複数の電子機器が押収された。両親の罪状が妥当かどうかの判断材料として、検察に提出される。

地元の郡検事は6日、CNNとのインタビューで、イーサン被告が銃を手にしていなければ、また両親のどちらかが学校に懸念を伝えたり、クリスマスプレゼントに銃を買い与えたと報告していたりすれば、事件は起きなかったはずだと語った。

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