ハロウィーンで子ども「抵抗」しCOP26欠席、米加州知事

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米加州のニューサム知事。ハロウィーンと重なったためCOP26参加を中止したという/Fred Greaves/Reuters

米加州のニューサム知事。ハロウィーンと重なったためCOP26参加を中止したという/Fred Greaves/Reuters

(CNN) 米カリフォルニア州のニューサム知事(民主党)は11日までに、英国で開かれている国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)に欠席したことに触れ、子ども4人が父親なしでハロウィーンを迎えることへの「反発」を示したのが理由だったと釈明した。

同州モントレーで開かれた経済関連会合で述べた。当初は夫人と共に参加する予定だったが、その後中止を決めていた。会議への欠席を疑問視する見方も出ていた。

知事によると、5〜12歳の子ども4人は父親や母親がハロウィーンを逃す事態は信じられないと主張。子どもにとっては両親と共のクリスマスを失うより悪い状況と思い当たり、出席を断念したと説明した。父親や夫としての責務も感じたとした。

ハロウィーンでは家族そろって海賊に扮装してお菓子をねだりに行き、子ども全員が参加するサッカー試合も観戦したと明かした。また、職務で州議会議事堂へ出かけた際は子どもも連れて行ったという。

知事は、ここ数年は特に両親たちにとってはひどいことが続く時期だったと指摘。母親が余分の重荷を担う中で父親に対しては家族と過ごす時間を優先するよう自ら奨励してきたとも振り返った。

知事としても新型コロナウイルス禍に襲われる中で、山林火災、異常気象、社会的な不公正や騒動など次々と出現する危機への対応に迫られたともし、9月中旬に自らの解職(リコール)を問う選挙が否決に終わった後は、書類への署名や他の政務に追われていたとも述べた。

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