「ワクチン先行販売」の偽サイトに関与、25歳男が有罪認める 米東部

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偽サイトでは、米モデルナのロゴなどが使われワクチンを「先行販売」するとうたっていた/Angela Weiss/AFP/Getty Images

偽サイトでは、米モデルナのロゴなどが使われワクチンを「先行販売」するとうたっていた/Angela Weiss/AFP/Getty Images

(CNN) 新型コロナウイルスワクチンを「先行販売」するとうたった偽サイトを開設したとして詐欺共謀の連邦罪に問われた3人組のうち、東部メリーランド州に住む男が法廷で有罪を認めた。同州の連邦地検が発表した。

それによると、オドゥナヨ・オルワレード被告(25)は10月29日の罪状認否で、犯行に使う銀行口座を開設しようと共謀した罪を認めた。一方で、犯行計画の詳細は知らなかったと主張した。

調べによると、偽サイトには米モデルナのサイトと同じロゴや色、文字が掲載されていた。新型コロナのワクチンは、実際には無料で提供されている。

国土安全保障省の特別捜査官が今年1月、偽サイト上のメールアドレスに問い合わせたところ、モデルナ製ワクチン200回分の代金として6000ドル(約68万円)の請求書が届いた。半分を前払い、残る半分を商品到着時に振り込むよう口座を指定されたという。

同被告は通信詐欺の共謀罪で有罪となった場合、最大で禁錮20年の刑を科される可能性がある。

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