連邦政府によるワクチン義務付け、抵抗に協力求める行政命令 米アラバマ州知事

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米アラバマ州のアイビー知事(共和党)。連邦政府による新型コロナウイルスワクチン義務付けに抵抗する州司法長官への協力を求める知事命令に署名した/Jake Crandall/Advertiser/USA Today Network

米アラバマ州のアイビー知事(共和党)。連邦政府による新型コロナウイルスワクチン義務付けに抵抗する州司法長官への協力を求める知事命令に署名した/Jake Crandall/Advertiser/USA Today Network

(CNN) 米アラバマ州のアイビー知事は25日、同州の行政機関に対し、連邦政府による新型コロナウイルスワクチン義務付けに抵抗する州司法長官への協力を求める知事命令に署名した。

アイビー氏は声明で、連邦当局や州当局によるワクチンの義務付けに「断固として反対」するとの立場を改めて表明。「私が知事である限り、アラバマ州はだれにも接種を強制しない」と宣言した。

バイデン米大統領は先月の大統領令で、連邦政府の全職員や大企業、医療機関のスタッフにワクチン接種を義務付けた。

これに対してアイビー氏は命令の中で、同州は接種義務に違反した事業者や個人に対する罰則の適用を認めないと言明した。

バイデン政権のワクチン義務化には、アイビー氏を含む共和党の州知事らが強い反発を示してきた。

テキサス州のアボット知事は今月、民間企業を含む州内の組織によるワクチン義務付けを禁止する知事命令を出した。フロリダ州のデサンティス知事は先週、義務付けからの「保護」を定める立法措置に向け、臨時議会を招集すると表明した。

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