カナダ・メキシコの旅行客に対する規制、11月から緩和へ 米

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米ミシガン州デトロイトにあるカナダとの国境で車両を誘導する税関・国境警備局の要員/Matthew Hatcher/Getty Images

米ミシガン州デトロイトにあるカナダとの国境で車両を誘導する税関・国境警備局の要員/Matthew Hatcher/Getty Images

(CNN) 米国が、カナダとメキシコからの新型コロナウイルスワクチン接種を完了した旅行客について11月上旬から規制を緩和する計画であることがわかった。政権幹部が明らかにした。1年半にわたって導入されてきた入国禁止措置の緩和となる。

新しい規則は、国際線の乗客に対するものと似たもので、段階的に実施される。第1段階は11月上旬に始まり、ワクチン接種を完了した人々が友人の訪問や観光といった不要不急な理由で陸路から入国するのを認める。第2段階は来年1月上旬に始まり、すべての外国人入国者に対して、必要不可欠な理由か不要不急な理由かを問わず、ワクチン接種を義務付ける。

米国はこれまで、カナダとメキシコからの不要不急な陸路での旅行について、新型コロナウイルスの流行が始まってから規制を導入し、数カ月単位で延長していた。航空便による両国からの米国への入国は可能となっている。こうした規制は国境を越えた貿易や、米国市民、合法的な永住者、医療目的や学校のために移動する人には適用されていない。

直近の規制は10月21日に失効することになっている。政権幹部によれば、そうした陸路での越境に対する規制は11月中のまもなく公表される日まで継続する。

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