難民受け入れ枠、12万5000人に引き上げへ バイデン米政権

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バイデン米大統領/Evan Vucci/AP

バイデン米大統領/Evan Vucci/AP

(CNN) バイデン米政権は22日までに、難民の受け入れ枠について、2022年会計年度(2021年10月~22年9月)は上限を12万5000人に引き上げる方針を明らかにした。この人数はバイデン大統領が掲げた目標と合致する。

国務省は20日、CNNが以前報じたバイデン政権による上限引き上げの計画について確認した。

バイデン政権は今年に入り、21年度の上限引き上げについて撤回する姿勢を示したものの、反発を受けて、6万2500人へと引き上げていた。

難民の入国処理を支援する機関「RPC」によれば、昨年10月から今年8月にかけて受け入れた難民は7637人にとどまる。

米国務省のプライス報道官は声明で、ブリンケン国務長官が連邦議会のメンバーと難民受け入れの枠について、有意義な意見交換が行えることを楽しみにしていると述べた。

米国は長年にわたり、他の国々よりも多くの難民を受け入れてきた。しかし、トランプ前大統領が難民の受け入れ人数を削減したほか、受け入れる対象者の資格を抑制する措置も設けるなど、難民受け入れのプログラムは打撃を受けていた。

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