米、アフガンから退避のチャーター便到着に懸念 テロ警戒

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ホワイトハウスで記者会見するサキ大統領報道官/Chip Somodevilla/Getty Images

ホワイトハウスで記者会見するサキ大統領報道官/Chip Somodevilla/Getty Images

(CNN) 米ホワイトハウスは4日までに、イスラム主義勢力タリバンが実権を握ったアフガニスタンを出発し、米国に到着する航空チャーター便に関しアフガン内で得られる情報の信頼度が不足しているため懸念を抱いていることを明らかにした。

これらチャーター便がアフガンを離れた経緯などの調査に努めているとした。

また、アフガン内に残され、帰国を求めている米国人は当初公表した200人ではなく100人に近い人数とも発表した。

サキ大統領報道官は、アフガンを離れるチャーター便を中止させる可能性は否定。その上で米国はチャーター便の搭乗客や同便を準備した関係者などを把握する信頼出来る手段を欠いているとし、これが懸念を一部抱かせる要因になっていると認めた。

チャーター便は米軍基地に着陸するため非常に慎重な配慮が必要とも指摘。アフガン内では過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の支部組織による脅威が続き、航空上の標的への攻撃に強い関心を持っていることも承知していると述べた。

米国の基地にいる空軍の地上要員に対するリスクも考慮しているとも続けた。

さらに先月17日から31日までの間に米国に到着したアフガンからの退避者の最新数字にも触れ、計3万1107人とした。

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