米フロリダ州で新型コロナが再び猛威 入院患者1.7万人、警官も5人死亡

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米フロリダ州南部では、少なくとも5人の警官が新型コロナウイルスに感染して死亡した/Chandan Khanna/AFP/Getty Images

米フロリダ州南部では、少なくとも5人の警官が新型コロナウイルスに感染して死亡した/Chandan Khanna/AFP/Getty Images

(CNN) 米各地で新型コロナウイルスのデルタ変異株が猛威を振るうなか、医療従事者とともに緊急対応要員が再びパンデミックの最前線に立たされている。フロリダ州南部では、今月14日からの1週間に少なくとも5人の警官が新型コロナウイルスに感染して命を落とした。

フロリダ州は米国内でも特に感染拡大が激しく、21日時点の厚生省の集計では入院患者が1万7000人を超えている。

コーラルスプリングス警察では20日、勲章を受けたことのある勤続15年の警官が死亡した。マイアミビーチ警察でも勤続25年のベテラン警官が19日に亡くなった。

またウェストパームビーチ警察に2001年から勤務していた警官が16日、フォートローダーデールに17年から勤めていた女性警官が14日にそれぞれ死亡。フロリダ州ハイウェーパトロールでも勤続12年の隊員が14日に死亡した。

米国内の殉職警官の情報が記録されているサイト「オフィサー・ダウン・メモリアル・ページ」によると、新型コロナウイルス感染症は今年の警官の死因トップとされ、少なくとも103人が亡くなっている。

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