米加州の学区、接種資格ある生徒全員のワクチン接種義務付けへ 11月半ばまでに

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カルバーシティー高校は2月にサッカーの練習試合を再開した/Jason Armond/Los Angeles Times/Shutterstock

カルバーシティー高校は2月にサッカーの練習試合を再開した/Jason Armond/Los Angeles Times/Shutterstock

(CNN) 米カリフォルニア州ロサンゼルス郡にあるカルバーシティー統一学区はこのほど、新型コロナワクチンを接種可能な12歳以上の生徒全員に対し、11月半ばまでに接種を求める計画を発表した。

保護者向けに17日に送付した手紙の中で、接種可能なすべての職員と生徒について、ワクチン接種を義務付ける意向を表明。11月19日までにワクチンの接種証明を提出するよう求めた。

同学区は今月19日から新学期が始まっている。学区の広報担当者は今回の決定について、これまでのところ「地域から強力な支持を得られている」と説明した。

同学区はこのほか、生徒とスタッフに対しマスクの着用と週1回の検査も義務付ける。これらはワクチン接種状況に関係なく行うという。

ワクチン接種の義務に従わない判断をする生徒や教師にどう対処するかはまだ決定していないとした。

カルバーシティー統一学区には7100人の生徒と900人の職員がいる。

一部の学区では、教師とスタッフのワクチン接種がすでに義務化されている。ワシントン州のインスレー知事は18日、州内の学校と大学で働くすべての人は10月18日までにワクチン接種を完了しなくてはならないと明言。医学上もしくは宗教上の理由による免除を受けずにこれを拒否した場合は解雇の対象になるとした。

カリフォルニア州のニューサム知事は先週、州内のすべての教師と学校職員について、10月15日までにワクチンを接種するか週1回の検査を受けることを義務付けた。シカゴの公立学校でも職員を対象に、同様の義務が適用されている。

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