米公共交通機関のマスク着用義務、来年1月まで延長

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マスクを着用し空港内を歩く人々=4月7日、米ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港/Elijah Nouvelage/Bloomberg/Getty Images

マスクを着用し空港内を歩く人々=4月7日、米ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港/Elijah Nouvelage/Bloomberg/Getty Images

(CNN) 米運輸保安庁(TSA)は17日夕、米国内の公共交通機関でマスク着用を義務付けている措置を、来年の1月18日まで延長する方針を確認した。

マスク着用義務の期間は来月13日までの予定だった。

米国内では最近、新型コロナウイルスのデルタ変異株が猛威を振るい、感染者が急増している。一方、連邦航空局(FAA)が17日に発表したところによると、航空機の乗客がマスク着用義務に違反した事例は今年、少なくとも2867件報告されている。

米疾病対策センター(CDC)が同日示した見解によると、デルタ株の感染力は従来株の2倍以上に上る。英国発のアルファ株とは違い、ワクチン接種済みの人が感染した場合も周囲にうつす恐れがあるという。

CDCは、屋内の公共スペースでは顔に合ったマスクで鼻と口を覆い、ワクチン未接種の人も接種を済ませるよう呼び掛けた。

米客室乗務員組合(AFA―CWA)のネルソン委員長は、TSAの義務付け延長を支持すると述べ、乗客とスタッフの安全に大きく役立つと評価した。

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