米テキサス州のアボット知事がコロナ陽性 ワクチン接種済みで無症状

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米テキサス州知事のグレッグ・アボット氏=6月8日、米テキサス州オースティン/Montinique Monroe/Getty Images

米テキサス州知事のグレッグ・アボット氏=6月8日、米テキサス州オースティン/Montinique Monroe/Getty Images

ワシントン(CNN) 米共和党のアボット・テキサス州知事が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したことが分かった。知事室が17日に発表した。

発表によると、アボット氏は新型コロナウイルスのワクチン接種を完了していた。現在は知事公邸に隔離され、米製薬大手リジェネロンのモノクローナル抗体治療薬を投与されている。体調は良好で、今のところ症状は出ていないという。

セシリア夫人は検査で陰性を示した。濃厚接触者には全員、同氏の感染が通知された。ツイッターに投稿された写真によると、同氏は16日夜、共和党内の屋内イベントに出席していた。

アボット氏はこれまで、感染対策の行動制限に反対の立場を示し、経済再開を優先させてきた。3月の時点でマスク着用義務を解除し、先月には学校区などによるマスクの義務付けを禁止する知事命令を出した。

しかし新型コロナウイルスのデルタ変異株が全米各地で猛威を振るうなか、同州でも新規感染者が急増し、医療体制がひっ迫している。米厚生省が16日に発表した最新のデータによると、同州で入院中の小児患者は国内最多の239人に達している。

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