ワシントン訪問のテキサス州議員団、計5人がコロナ陽性

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ワシントンを先週訪れたテキサス州下院の民主党議員団で計5人が新型コロナウイルスの検査で陽性判定を受けたことがわかった/Win McNamee/Getty Images

ワシントンを先週訪れたテキサス州下院の民主党議員団で計5人が新型コロナウイルスの検査で陽性判定を受けたことがわかった/Win McNamee/Getty Images

ワシントン(CNN) 米首都ワシントンを先週訪れたテキサス州下院の民主党議員団の中で、計5人が新型コロナウイルスの検査で陽性判定を受けた。週末までに判明していた3人に加え、18日には新たに2人の陽性反応が明らかになった。

民主党議員団は、投票制限につながる共和党主導の法案が州下院で採決にかけられるのを阻止するため、議事進行に必要な出席者数を確保させない作戦として一斉に州を離れ、ワシントンへ向かった。

テキサス州下院の民主党議員総会が18日夜に発表したところによると、メンバーの中から3人の陽性者が出たことを受けて迅速検査を実施したところ、新たに2人が陽性を示した。

陽性者はいずれもワクチン接種を完了していて、症状は全くないという。具体的な議員名は公表されなかったが、1人が18日、新たに陽性判定を受けたことを明かし、遠隔勤務で業務を続けると表明。投票制限法案で危機に陥っている民主主義を守るために戦い続けると強調した。

米疾病対策センター(CDC)の指針によれば、感染者との接触があってもワクチン接種済みで無症状の場合、原則として隔離措置や検査は不要とされる。

議員団はワシントン滞在中、投票権の保護に向けた連邦法の成立を呼び掛け、ハリス副大統領や連邦上院民主党のシューマー院内総務らと面会していた。

先に陽性を示した議員2人は13日にハリス氏との会合に出ていたが、ハリス氏の報道官は17日、濃厚接触には当たらず隔離や検査の必要はないとの見解を示した。

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