新型コロナ新規感染、デルタ株が過半数に 米

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米カリフォルニア州でファイザー製ワクチンの2度目の接種を受ける14歳の少年/Taya Gray/The Desert Sun/Imagn

米カリフォルニア州でファイザー製ワクチンの2度目の接種を受ける14歳の少年/Taya Gray/The Desert Sun/Imagn

(CNN) 米国で新型コロナウイルス感染症の新規感染件数のうち過半数が、より感染力が高く、より危険である可能性があるとされる変異株(デルタ株)であることがわかった。米疾病対策センター(CDC)の試算で明らかになった。

CDCによれば、米国での新規感染のうちデルタ株が51.7%を占めた。これまで数カ月にわたって感染の多くを占めていた「アルファ株」の割合は28.7%だった。

米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は6日、CNNの番組で、「もし、ワクチンを接種するための理由があるならば、これがそうだ」と述べた。

ファウチ所長はデルタ株について、ワクチン接種をしていない人たちにとって「大きな脅威だ」と指摘した。ファウチ所長によれば、デルタ株は感染力が強いだけでなく、より重い症状を引き起こす可能性がある。

保険当局者はワクチン接種率が低い地域の人々にとって特に危険性が高いとの見方を示す。

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