デルタ株、米国で局地的な大流行の恐れも FDA元長官が警告

インドで初めて確認された新型コロナウイルスの変異株(デルタ株)が米国内の一部の州に局地的な大流行をもたらす可能性が高いとの見方が出ている/Nathan Papes/Springfield News-Leader/Imagn

インドで初めて確認された新型コロナウイルスの変異株(デルタ株)が米国内の一部の州に局地的な大流行をもたらす可能性が高いとの見方が出ている/Nathan Papes/Springfield News-Leader/Imagn

(CNN) インドで初めて確認された新型コロナウイルスの変異株(デルタ株)は今後、米国内の一部の州に局地的な大流行をもたらす可能性が高いと、専門家が警告している。

トランプ前米政権で食品医薬品局(FDA)長官を務めたスコット・ゴットリーブ氏は27日、米CBSテレビとのインタビューで、デルタ株ではごく限られた特定の地域で多くの感染者が出るとの見通しを示した。

農村部や南部にみられるような、ワクチン接種率とり患率の低い地域がこれに該当する。

疾病対策センター(CDC)のデータによると、米国民の中でこれまでに新型ウイルスワクチンの接種を済ませた人は46.1%。ただしアラバマ、アーカンソー、ルイジアナ、ミシシッピ、ワイオミングのような州では、接種を完了した人の割合が人口の35%を切っている。

ゴットリーブ氏は各州の知事が医療体制を整備し、接種を推進するべきだと改めて強調した。

同氏はまた、デルタ株の感染拡大は英国が1~2カ月先行していると指摘した。

CNNの医療アナリストによると、英国で得られたデータから、デルタ株に対してはモデルナ、ファイザー製のワクチンがいずれも発症予防の有効率約90%、重症化と入院を防ぐ効果は94%に達すると推定される。

一方、米国内でこれまでに約1200万人が接種を受けたジョンソン・エンド・ジョンソン製のワクチンは、デルタ株に対する有効率のデータがない。同アナリストは、CDCがまもなく見解を発表し、有効率が大幅に低い場合は接種を中止するなどの対応策を示すだろうと述べた。

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]