米CDC、デルタ株を「懸念される変異株」に分類

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米国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長は国民にワクチン接種を呼びかけている/Joe Raedle/Getty Images

米国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長は国民にワクチン接種を呼びかけている/Joe Raedle/Getty Images

(CNN) 米疾病対策センター(CDC)は、インドで最初に確認された「デルタ」と呼ばれる新型コロナウイルスの変異株を「懸念される変異株」に分類した。

感染力が強い、あるいは重症化率が高いと専門家が判断した変異株は、懸念される変異株に分類される。ワクチンや治療法、検査などの有効性も薄れる可能性がある。CDCはこれまで、デルタ株を「注目すべき変異株」に分類していた。

CDCによると、デルタ株については、感染力が高まったり、緊急承認されたモノクローナル抗体治療の効果が薄れたり、ワクチン接種後の血清による中和効果が減退したりする可能性があることが、実験結果で示されている。

世界保健機関(WHO)は5月10日にデルタ株を懸念される変異株に分類していた。

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