米NY州、ワクチン接種の若者50人に奨学金授与へ 奨励策の一環で

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州内の若者に向けたワクチン接種の奨励策を発表するクオモ・ニューヨーク州知事/Lev Radin/Sipa

州内の若者に向けたワクチン接種の奨励策を発表するクオモ・ニューヨーク州知事/Lev Radin/Sipa

(CNN) 米ニューヨーク州は、新型コロナウイルスのワクチン接種を12歳から17歳の子どもたちに奨励する取り組みの一環として、大学の教育費用を全額支給する奨学金を50人に授与する方針を明らかにした。

クオモ知事は26日、「注射を打って未来を創れ」と題したプログラムを発表。来週から5週間、同州が毎週10人に奨学金を贈ると述べた。

米国では他にも多数の州が、住民に対するワクチン接種の奨励策として、報奨金などを提供している。

抽選で選ばれる当選者は、ニューヨーク州立大学および市立大学での州内出身者用の学費、および下宿費用を全額支給される。抽選の対象者となるのは、ワクチンを接種した12歳から17歳の子どもたち全員で、接種時期は問われないという。

クオモ知事は今回の発表に際し、「州内各地におけるワクチン接種率はペースが鈍化しており、われわれが最も求めていることは、州内において陽性率の多くを占めるものの、接種率が最も低い状況にあるニューヨークの若者たちの手に掛かっている」と述べている。

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