性別披露パーティーで爆発起こした男、出頭して訴追 米ニューハンプシャー州

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爆発した現場付近の住民によると爆発時に揺れを感じたという/WBZ

爆発した現場付近の住民によると爆発時に揺れを感じたという/WBZ

(CNN) 米ニューハンプシャー州で開かれた子どもの性別披露パーティーで爆発を起こして警察に出頭した男が、治安を乱した罪で訴追された。警察がこのほど明らかにした。

キングストン警察によると、訴追されたのはアンソニー・スピネリ容疑者。爆発物のタネライト約36キロ分を購入し、性別披露パーティーで爆発させたとして、キングストン警察に出頭した。

爆発は今年4月、コンクリート製造事業所近くの採石場で起きた。タネライトは射撃練習の的に使われる爆発物で、性別披露パーティー用の製品もある。

パーティー参加者は駆け付けた警察に対し、爆発が性別披露パーティーのためだったことを認め、採石場を選んだのは、ここなら爆発させても安全だと思ったからだと話した。

しかし爆発で地面が揺れ、近隣の住民は地震だと思ったと振り返っていた。

警察は捜査の結果、それ以上の器物損壊はなかったと判断。スピネリ容疑者が住民を驚かせたとして、秩序を乱した容疑で立件した。この爆発による負傷者は報告されていない。

米国では性別披露パーティーの爆発事故が後を絶たない。2月にはニューヨークで装置が爆発して父になる予定の男性が死亡。同じ月にミシガン州の男性が「祝砲」の爆発で死亡した。2020年にカリフォルニア州南部で起きた大規模な山火事は、性別披露パーティーで使われた発火装置が原因だった。

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