大統領制限空域に小型機侵入、NORAD戦闘機が発進 米デラウェア州

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16日、日曜のミサの後でウィルミントンのカトリック教会を後にするバイデン米大統領/Brendan Smialowski/AFP/Getty Images

16日、日曜のミサの後でウィルミントンのカトリック教会を後にするバイデン米大統領/Brendan Smialowski/AFP/Getty Images

(CNN) 北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)の発表によると、大統領の訪問に伴い飛行制限がかけられていた米デラウェア州ウィルミントン上空の空域に16日、小型機が侵入し、同司令部の戦闘機が発進して阻止した。

戦闘機は信号弾を発射して、管制塔と交信していなかったパイロットに警告し、小型機を制限空域外に誘導した。

小型機はニューヨークを拠点とするグラマン・アメリカンの4人乗り単発機だったことが判明。同機は現地時間の午後1時すぎ、デラウェア州北部のニューガーデン空港に着陸した。

航空情報サイトによると、同機は16日正午すぎ、メリーランド州のオーシャンシティー市営空港を出発してデラウェア州とメリーランド州の上空を飛行し、2度旋回してから降下してニューガーデン空港に着陸していた。

16日の週末はジョー・バイデン大統領がデラウェア州ウィルミントンに滞在しており、上空は一時的に厳重な飛行制限がかけられていた。

飛行制限に関する情報は連邦航空局(FAA)のウェブサイトに掲載され、パイロットが出発前に確認することになっている。違反したパイロットは免許の停止や失効などの処分を受けることもある。

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