学生にワクチン接種義務付け、証明書必須に 全米の大学が相次ぎ表明

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米ストーニーブルック大学で予防接種を受けている新入生/Raychel Brightman/Newsday RM/Getty Images

米ストーニーブルック大学で予防接種を受けている新入生/Raychel Brightman/Newsday RM/Getty Images

(CNN) 米国で秋の新学期に向けて、新型コロナウイルスワクチンの完全接種を登校の条件とする大学やカレッジが増えている。

CNNの調査では、これまでに少なくとも14のカレッジがワクチン接種を義務付けると表明した。この数は今後さらに増える見通し。

大学は3月下旬からワクチン接種の方針を打ち出している。いち早く発表したニュージャージー州のラトガーズ大学は、全学生がワクチンを接種すれば、パンデミック前の常態に戻る時期を早めて対面の授業やキャンパスでのイベントができるようになると説明した。

同大のジョナサン・フォロウェイ学長は「一部の例外を除き、2021年秋の学期に出席する学生は全員が完全なワクチン接種を受けなければならない」との声明を発表し、ワクチン証明書を必須にすると言い添えた。

同大は教職員に対してもワクチン接種を強く促したが、義務付けるとはしていない。

その後コーネル大学、ブラウン大学、ノートルダム大学、ノースイースタン大学、ニューヨーク州のシラキュース大学とイサカ大学、コロラド州のフォートルイスカレッジが相次いで同様の発表を行った。ただ、いずれも医療上または宗教上の理由による例外を認めている。

テキサス州のセントエドワーズ大学やフロリダ州のノバサウスイースタン大学は、学生と全職員のワクチン接種を義務付けた。学生や教職員のための安全な学習環境を提供する責任があると説明している。

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