米下院、200兆円規模の新型コロナ対策法案可決 大統領署名で成立へ

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民主党のナンシー・ペロシ下院議長。米下院は新型コロナウイルス対策法案を賛成多数で可決した=10日、米ワシントンDC/Drew Angerer/Getty Images

民主党のナンシー・ペロシ下院議長。米下院は新型コロナウイルス対策法案を賛成多数で可決した=10日、米ワシントンDC/Drew Angerer/Getty Images

(CNN) 米下院は10日、1.9兆ドル(約200兆円)規模の新型コロナウイルス対策法案を賛成多数で可決した。ジェン・サキ報道官によると、バイデン大統領は12日にホワイトハウスで同法案に署名して成立させる。

上下両院で過半数を握る与党民主党は、賛成220、反対211で同法案を通過させた。共和党の賛成票はなく、民主党議員は1人が反対票を投じた。

対策法案には、1人当たり最大1400ドル(約15万円)の給付金を約90%の世帯に支給することや、失業給付金を週に300ドル上乗せする措置などが盛り込まれた。

また、児童扶養控除の拡大、州や自治体への補助金、学校再開のための補助金、中小企業支援、ワクチン研究・開発・供給支援、食料補助の増額、低所得世帯の家賃補助、地域の病院や医療従事者支援などの予算が計上されている。

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