無人の空き家に踏み込んだ警官3人、散弾銃に撃たれ負傷 米

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現場を調べるウィチタ警察/KWCH

現場を調べるウィチタ警察/KWCH

(CNN) 米カンザス州ウィチタで、空き家を捜索しようとした警察官3人が、無人の家の中にあった散弾銃に撃たれて負傷する事件があった。

CNN提携局KWCHがウィチタ警察の発表として伝えたところによると、空き家になっている家の持ち主から2月27日、何者かがこの家の中にいるらしいとの通報があり、警官3人が対応した。

警官は、持ち主から預かった鍵で扉を開けて玄関ドアから家の中に入ったところ、爆発音が聞こえたと報告している。3人は負傷して近くの病院に運ばれ、手当てを受けた。

現場にはウィチタ警察の特殊部隊、爆弾処理班が出動して安全を確保した。家の中は無人だった。

「捜査の結果、家の中には誰もいなかったが、何者かが改造して弾を込めた散弾銃を残していて、警官が家に入った際に発射されたことが分かった」と警察は述べている。

警官のトレバー・メイシー氏は28日、電子メールでCNNの取材に応じ、「散弾銃の引き金が作動した原因については今も捜査中」と説明した。

負傷した警官3人のうち2人はまだ入院中で、1人は軽傷を負い、もう1人は重症だが容体は安定しているという。もう1人は退院した。

ウィチタ警察はアルコール・たばこ・火器爆発物取締局(ATF)や連邦捜査局(FBI)と連携して捜査を続けている。

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