米寒波で死者26人、ワクチン接種停滞 大規模停電も

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(CNN) 米国を襲っている寒波に関連する死者は17日までに少なくとも26人に上った。新型コロナウイルスワクチンの集団接種も一部で延期を余儀なくされている。

米国の広い範囲で吹雪などの警報や注意報が発令され、対象地域の住民は約1億500万人に上っている。さらにテキサス州などで大規模な停電が起き、16日夜の時点で計380万世帯への電力供給が停止中だ。

テキサス州には停電の影響で浄水場が止まった町や、携帯電話が一時つながらなくなった地域もある。

寒波に関連した交通事故で、これまでに少なくとも15人の死者が出た。オハイオ州では16日、除雪車に衝突した車の運転者が死亡した。

テキサス州フォートワースでは15日に1人、同州ヒューストンでも2人が、一酸化炭素中毒で死亡した。

ノースカロライナ州では竜巻による死者3人が報告されている。

フロリダ州マイアミデード郡では米ファイザー製のワクチンの入荷が遅れ、約2000人が予定日に2回目の接種を受けられなくなった。

コロラド州でも16~18日に予定していた13万3000回分の入荷に影響が出ることが予想される。オハイオ州はワクチンの入荷が1~2日遅れると発表した。ジョージア州当局も、今週いっぱい遅れが続くとの見通しを示した。

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