共和党上院トップ、乱入事件は「大統領が挑発」と言明

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マコネル院内総務、乱入事件は「大統領が挑発」

(CNN) 米上院共和党のトップ、マコネル院内総務は19日の審議で、6日に起きた連邦議会議事堂への乱入事件について、暴徒は「大統領やほかの有力者に挑発された」と言明した。

6日の議会では事件後に審議が再開され、大統領選の結果が承認された。マコネル氏はその後、乱入行為を強く批判していた。

マコネル氏は19日、乱入した暴徒は「うそを吹き込まれ」、トランプ氏らにあおられたとの認識を示した。そのうえで、議会は結果承認の任務を果たしたと強調。20日に予定されるバイデン次期大統領の就任式は「まさにこの議事堂の前で安全に、滞りなく行われるだろう」と述べた。

上院では近く、トランプ氏を乱入事件で暴動を煽った罪に問う弾劾(だんがい)裁判が開かれることになっている。マコネル氏は19日、下院から弾劾訴追の連絡は受けたが、訴追決議(起訴状に相当)はまだ送付されていないと述べた。

マコネル氏自身は今のところ、有罪票を投じるかどうかを明言していない。ただし周囲への発言で、トランプ氏が弾劾されれば共和党のイメージから同氏の存在を排除できるとの考えを示したとされる。

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