バイデン氏、就任式にアムトラックで向かう計画を中止 安全面に懸念

列車のキャンペーンに参加するバイデン氏=2020年9月30日、米クリーブランド/Alex Wong/Getty Images/FILE

列車のキャンペーンに参加するバイデン氏=2020年9月30日、米クリーブランド/Alex Wong/Getty Images/FILE

(CNN) バイデン次期米大統領が20日に行われる就任式の際、アムトラック(全米鉄道旅客公社)の列車で首都ワシントンに向かう計画を取りやめたことが分かった。事情に詳しい当局者2人がCNNに明らかにした。

先週の連邦議会議事堂襲撃を受け、就任式に絡む警備が大幅に強化される中での方針転換となった。

当局者によると、バイデン氏は地元デラウェア州ウィルミントンの駅から90分かけてアムトラックでワシントン入りする予定だったが、到着駅となるユニオン駅に関する懸念などから、今週に入って中止の決定が下された。ユニオン駅は厳重警備が敷かれている連邦議会議事堂から数区画の距離にある。

バイデン氏は先日の時点では、アムトラックの利用を含む就任式の計画をそのまま進めるよう指示。連邦議会での暴動や新型コロナウイルスの影響で計画を変更しないよう命じていた。

しかしその後、トランプ大統領の支持者による議事堂襲撃について新たな事実が判明し、就任式をめぐる潜在的な脅威も浮上したことから、安全面の懸念が高まった。

政権移行チームによると、バイデン氏は13日、連邦捜査局(FBI)や大統領警護隊(シークレットサービス)、国家安全保障チームの主要メンバーから、過激主義者が近日中に新たな暴力に及ぶ可能性があるとの報告を受けたという。

ただ、バイデン氏とハリス次期副大統領が連邦議会議事堂の西正面で就任宣誓を行う予定に変更はないとみられている。バイデン氏は今週、「屋外で宣誓することを恐れていない」と述べた。

地元警察によると、ワシントンでは就任式の安全を確保するために州兵2万人以上が動員される可能性がある。情報筋はCNNに対し、当局者がテロ警戒レベルの引き上げを検討していることを明らかにした。

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