米下院、修正25条の発動求める決議を可決 トランプ氏罷免を要求

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米下院は、合衆国憲法修正25条の発動によるトランプ大統領の罷免(ひめん)を求める決議案を可決した/Stefani Reynolds/Getty Images

米下院は、合衆国憲法修正25条の発動によるトランプ大統領の罷免(ひめん)を求める決議案を可決した/Stefani Reynolds/Getty Images

(CNN) 米下院は先週の連邦議会議事堂での暴動を受け、合衆国憲法修正25条の発動によるトランプ大統領の罷免(ひめん)を求める決議案を可決した。

民主党のジェイミー・ラスキン下院議員が提出した決議案は、ペンス大統領にただちに修正25条4項が定める権限の行使を求める内容。閣僚を招集し「大統領がその職務をうまく果たすことができない」と宣言するように要求している。

ペンス氏は先ごろ、ペロシ下院議長に宛てた書簡で修正25条の発動の求めを拒否する方針を表明している。

トランプ氏の支持者は6日、大統領選の結果を覆そうと議事堂に乱入。これに対し多くの議員が怒りを示しており、今回の決議は大統領に対する強い非難を象徴するものとなる。

下院民主党はまた、大統領の任期中2度目の弾劾(だんがい)訴追に向けて手続きを進めている。大統領が選挙は盗まれたとの虚偽の主張を繰り返し、支持者に闘うように呼び掛けた結果反乱が起きたとしている。

この採決は13日に行われる予定。

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