隔離ルール違反の米学生、禁錮2カ月に減刑 ケイマン諸島

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新型コロナウイルス対策の隔離ルールを破った米学生に対して、禁錮2カ月の刑が言い渡された/Courtesy Jeanne Mack

新型コロナウイルス対策の隔離ルールを破った米学生に対して、禁錮2カ月の刑が言い渡された/Courtesy Jeanne Mack

(CNN) 米ジョージア州からカリブ海の英領ケイマン諸島を訪れた女子学生が、現地で新型コロナウイルス感染対策の隔離ルールを破って逮捕され、22日の控訴審で禁錮2カ月の刑を言い渡された。

同州にあるマーサー大学の医学部進学課程で学ぶスカイラー・マックさん(18)は先月27日、交際相手のバンジャ・ラムジートさん(24)を訪ねてケイマン諸島へ向かった。

家族の話によると、マックさんは出発前に新型ウイルス感染の検査で陰性の判定を受けていた。到着後の検査でも陰性となったが、それでも2週間の隔離を指示された。

しかしマックさんは2日後、ラムジートさんが出場したジェットスキーのレースに出掛けた。その場にいた知人らがマックさんのルール違反を当局に通報。地元紙によれば、ラムジートさんも違反行為に加担した罪に問われた。

2人はともに一審で禁錮4カ月の刑を言い渡されたが、控訴審では2カ月に減刑された。

弁護士によれば、マックさんは来年1月から大学に戻ることを希望していたが、2人とも判決を受け入れる構え。自分たちの行動を反省し、現地の人々に謝罪しているという。

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