トランプ氏、ジョージア州知事と電話会談 大統領選「介入」を要請か

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米国のトランプ大統領。ジョージア州知事との電話会談で、大統領選での逆転に向けて介入を要請していた/Pool/Getty Images North America/Getty Images

米国のトランプ大統領。ジョージア州知事との電話会談で、大統領選での逆転に向けて介入を要請していた/Pool/Getty Images North America/Getty Images

(CNN) 米大統領選の結果を覆そうと抵抗を続けるトランプ大統領が5日、ジョージア州のケンプ知事との電話会談で、逆転に向けた介入を要請していたことが分かった。事情に詳しい関係者がCNNに語った。

ジョージア州ではすでに、民主党のバイデン前副大統領がトランプ氏に1万2000票あまりの差で勝利し、選挙人16人を獲得したとの結果が認定されている。

同関係者によると、トランプ氏はケンプ氏への電話で、同州の選挙人を州議会で選び直すべきだと主張。そのために臨時の州議会を招集するよう、同氏に求めた。さらに、確認が不十分だったとされる郵便投票の封筒の署名について、改めて監査を指示するよう要請した。

これに対してケンプ氏は、知事に監査を命じる権限はないと説明し、臨時議会の招集も拒否したとされる。

電話会談については米紙ワシントン・ポストが最初に報じた。ホワイトハウスはこの電話に関するコメントを避けている。

トランプ氏は同日のツイートでケンプ氏とラッフェンスパーガー州務長官を批判し、郵便投票で不正があったとして署名の検証を改めて求めた。

トランプ氏はこの日、ジョージア州で年明けに予定される上院選決選投票の共和党候補2人を応援するために同州へ向かった。ケンプ氏は親しい友人が突然亡くなったとの理由で、応援集会への出席を見送る予定とされる。

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