米ロサンゼルス郡、感染者急増で今月20日まで外出制限

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米カリフォルニア州ロサンゼルス郡は新型コロナウイルスの感染者の急増を受けて、今月20日まで外出制限を行っている/ROBYN BECK/AFP/Getty Images

米カリフォルニア州ロサンゼルス郡は新型コロナウイルスの感染者の急増を受けて、今月20日まで外出制限を行っている/ROBYN BECK/AFP/Getty Images

(CNN) 全米のカウンティー(郡)で人口が最も多いカリフォルニア州ロサンゼルス郡の保健当局は、新型コロナウイルス感染者の急増を受けて、住民に外出をできる限り控え、外ではマスクを着けるよう指示を出している。

保健当局が先週、11月30日から12月20日まで3週間の措置として発表したところによると、同じ世帯以外の人との集まりは公私ともに禁じられ、外出時は運動のためにビーチや公園へ行く時も含めてマスク着用が義務付けられる。

子どもの遊び場やカードゲーム用の娯楽室は閉鎖されるが、同居の家族らとビーチやハイキングコース、公園へ出かけることはできる。

店舗などに入る客の人数は生活に不可欠な事業で定員の35%、それ以外の店や図書館は定員の20%、動物園や植物園、バッティングセンターなど屋外の施設は定員の50%までにそれぞれ制限される。

ただし屋外での礼拝や抗議活動は憲法が保障する権利との考えに基づき、制限対象から外された。

ロサンゼルス郡とカリフォルニア州当局はすでに屋外での飲食や、午後10時から午前5時までの不要不急の外出を禁止する措置を導入している。

ただし郡の保安当局はこれまで通り、極端な違反があった場合を除いて制限を強制せず、住民らの自主性に任せる方針だ。

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