米ウィスコンシン州で再集計完了、バイデン氏勝利が確定へ

米ウィスコンシン州で票数の再集計が完了した/Samira Said/CNN

米ウィスコンシン州で票数の再集計が完了した/Samira Said/CNN

(CNN) 米大統領選の共和党候補、トランプ大統領の陣営が求めていたウィスコンシン州デーン郡の票の再集計で、選挙管理当局は29日、民主党候補のバイデン前副大統領がトランプ氏に18万1340票差で勝利したことを確認した。州内で再集計が完了しているミルウォーキー郡の結果とあわせて、同州でのバイデン氏の勝利が再び確定した。

デーン郡では再集計前と比べ、トランプ氏が票差を45票縮めた。両氏とも票数は減り、バイデン氏が91票、トランプ氏が46票を失った。その大半は投票人や証人による投票用紙の署名の欠如が要因だった。

27日にはミルウォーキー郡の再集計が完了し、バイデン氏がトランプ氏との票差を再集計前と比べ132票広げる結果となっていた。

ウィスコンシン州選挙管理委員会は12月1日にバイデン氏を勝者とする結果を認証する予定。

トランプ陣営は同州でデーン、ミルウォーキーの両郡のみ再集計を請求していた。デーン郡は同州第2の都市、州都マディソンを含む地域で、ウィスコンシン大学に通う大学生の有権者が多い地域。一方、ミルウォーキー郡は州内の最大都市ミルウォーキーを含み、州で最大の黒人人口を擁する郡となる。

デーン郡書記官で開票検査人委員会のメンバーでもあるスコット・マクドネル氏は、再集計で大きな問題は発生せず、対応すべき際立った問題もなかったと述べた。

マクドネル氏はまた、もしトランプ陣営が州内で大規模な問題があると信じるなら、なぜこの2つの郡でしか再集計を求めなかったのかと疑問を呈した。また、ツイッターに再集計の結果を投稿し、開票検査人が3―0で結果を認証したことを明らかにした。

トランプ氏は同日、FOXニュースの番組のインタビューに応じ、選挙で広範な詐欺行為があったと根拠を示さずに主張を続けた。ミルウォーキーなど3つの大都市の名前を挙げて「最も不正直な政治の場所に入る」とも述べた。前日にはツイッターで、同氏陣営がウィスコンシン州の再集計の結果を裁判所で争う計画を示していた。

同氏陣営の弁護士、ジェナ・エリス氏は同日、CNNへの声明で、デーン郡とミルウォーキー郡での票の合法性について争う姿勢を示した。再集計は「重要な問題を明らかにした」と述べたが、その説明はなかった。「最初から述べている通り全ての合法な投票が欲しい。合法な投票だけカウントしてほしい」とも述べた。

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