米国の1日当たりのコロナ死者、向こう数日で倍増と専門家

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米国での1日当たりのコロナ死者が近く倍増すると専門家が予測した/Go Nakamura/Getty Images

米国での1日当たりのコロナ死者が近く倍増すると専門家が予測した/Go Nakamura/Getty Images

(CNN) 米国で猛威を振るう新型コロナウイルス感染に関連する1日当たりの死者数について、専門家が向こう数日の間に倍増するとの見解を示した。米国では入院患者数や1日の新規感染者数が過去最高の水準となっている。

米ジョージ・ワシントン大学の医学教授、ジョナサン・ライナー氏は25日、ウイルスの潜伏期間が過ぎて症状を訴える人が今後さらに増える見通しだとしたうえで、「1日当たりの死者数が向こう10日間で倍増すると予想する」「1日4000人近くが死亡することになるだろう」と述べた。

ライナー氏によると、感染から発症まで約5~7日、それから入院までさらに1週間、死に至る場合はさらに1週間かかることが多いという。

米国内での新型コロナ死者数は急増している。24、25両日に報告された死者数はともに2100人を超えた。2日連続でこれほどの水準に達したのは4月下旬以降で初めて。

1週間を通しての1日当たりの平均死者数は25日の時点で1658人と、5月中旬以降で最多だった。

新規感染者数も過去最高の水準で急増している。1週間を通しての平均は25日時点で1日当たり17万5809人。過去最多であり、前回のピークの7月下旬を2.5倍以上上回っている。

入院患者数も26日時点で9万481人以上と17日連続で過去最高を記録している。

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