バイデン氏、ジョージア州で勝利確実に 民主党候補で28年ぶり

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バイデン氏がジョージア州で勝利を確実にした/Angela Weiss/AFP/Getty Images

バイデン氏がジョージア州で勝利を確実にした/Angela Weiss/AFP/Getty Images

(CNN) 米大統領選は13日、30年近く共和党の地盤となっていたジョージア州で民主党候補のバイデン前副大統領が勝利を確実にした。民主党候補が同州を制するのは1992年のビル・クリントン氏以来28年ぶり。

バイデン氏はこの勝利により選挙人を16人上積みし、選挙人数の合計で前回トランプ氏が獲得した306人に並んだ。CNNの予測では、ノースカロライナ州はトランプ氏が押さえるのが確実で、最終的な選挙人獲得数は306人対232人となる。

終わってみれば圧勝となったバイデン氏は今回、5州とネブラスカ州の1選挙区を民主党支持にひっくり返した。

ジョージア州では、開票初期の段階ではトランプ氏が優勢だったものの、州都アトランタや郊外の票が集計されるにつれバイデン氏がリードを奪う展開となった。

民主党の歴史的勝利の原動力となったのは、人口構成が急速に多様化しつつある有権者を草の根レベルで再組織化したことだ。拡大する郊外の情勢がますます共和党候補に不利に傾いていることも勝因となった。

伝統的に共和党の地盤だったジョージア州だが、近年は民主党が着実に支持を伸ばしており、バイデン氏の成功はこうした流れの帰結といえる。2年前の知事選では、民主党のエイブラムス氏が現職のケンプ知事に1.4ポイント差で敗れる接戦を演じていた。

エイブラムス氏は知事選以降も引き続き、以前の選挙で棄権した民主党の有権者に投票を促す活動に注力。これが功を奏し、新南部(ニューサウス)の中心都市アトランタを含む郡や周辺でバイデン氏が大勝する舞台が整った。

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