大統領候補討論会始まる、最初の議題は「新型コロナ」

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大統領候補討論会は新型コロナウイルスへの対応についての質問で始まった/Getty Images

大統領候補討論会は新型コロナウイルスへの対応についての質問で始まった/Getty Images

(CNN) 11月の米大統領選に向けた大統領候補による討論会が22日、始まった。司会が最初に取り上げた議題は新型コロナウイルスだった。

討論会には共和党で現職のトランプ大統領と、民主党候補のバイデン前副大統領が参加。司会のクリステン・ウェルカー氏は最初に、次の段階に入った新型コロナウイルスの感染拡大に両者がどのように対応するか尋ねた。

冬が近づくなか、米国では新型コロナウイルスの感染件数が急増している。

トランプ氏は自身の対応について擁護したほか、当初のモデルでは200万人超が死亡するとみられていたとの誤った主張を行った。トランプ氏は、米国の状況が良くなりつつあるとの見方を示した。

トランプ氏は新型コロナウイルス陽性となった体験について言及したほか新規感染数が増加している状況について重要視しない姿勢を示した。

米疾病対策センター(CDC)は、11月14日までに新型コロナウイルスによる死者は23万5000人から24万7000人に達する可能性があると予測している。

バイデン氏は、トランプ氏からの反論をかわして、米国では1日あたり1000人が新型コロナウイルスで死亡していることを指摘した。バイデン氏はまた、トランプ氏の過去の発言に言及し、トランプ氏が3月に新型コロナウイルスの検査数の伸びが低いことについて「責任がない」と述べたとした。バイデン氏は、多くの死者について責任を持たない人物は米国の大統領にとどまるべきではないと指摘した。

討論会の議題は、新型コロナウイルスの後は国家安全保障に移り、中国やイラン、北朝鮮との対応について討論が行われた。

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