ペットの鹿が散歩中の女性襲う、飼い主に出頭命令 米コロラド州

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ペットとして飼っていた鹿が犬を散歩させていた女性を負傷させたとして、飼い主に出頭命令が出された/Google Maps

ペットとして飼っていた鹿が犬を散歩させていた女性を負傷させたとして、飼い主に出頭命令が出された/Google Maps

(CNN) 米コロラド州で、犬を散歩させていた女性が近所でペットとして飼われていた鹿に襲われて重傷を負った。同州公園野生生物局によると、鹿の飼い主の女性は野生生物の違法飼育や違法給餌の軽罪に問われ、裁判所に出頭を命じられた。

公園野生生物局によると、女性は16日、同州ブラックフォレストで犬を散歩させていたところ、後を付いてきた鹿に襲われた。女性は地面に倒れ、二又の角で突かれたと話している。

女性は近くの家に逃げ込もうとし、続いて自分の自宅に逃げようとしたが、何度も鹿に襲われて倒れ、角で突かれた。自宅のガレージの扉を開ける間も襲われ続け、ガレージの中の2台の車の間に駆け込むと、鹿はようやくあきらめたという。

女性は頭部や頬、両足に重い裂傷や打撲を負い、病院で手当てを受けた。

鹿は州公園野生生物局が安楽死させ、狂犬病など感染症の検査を行っている。

飼い主のタイネット・ハウスリーさん(73)は当局に対し、生後数日の子鹿を連れて来て、1年以上前から飼っていたと話している。野生生物の違法飼育や違法給餌で有罪になれば、1000ドル(約105万円)以上の罰金を命じられる可能性がある。

ハウスリーさんはさらに、家の中やガレージ、自宅の敷地内で鹿を飼っていたと供述したことから、生きた野生生物を無免許で所持したとして警告処分を受けた。

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