ホワイトハウスでまた感染者、ミラー上級顧問も陽性を発表

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トランプ大統領の側近の一人、スティーブン・ミラー上級顧問が新型コロナウイルス検査で陽性となったと明らかにした/Win McNamee/Getty Images

トランプ大統領の側近の一人、スティーブン・ミラー上級顧問が新型コロナウイルス検査で陽性となったと明らかにした/Win McNamee/Getty Images

(CNN) 米ホワイトハウスで新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、トランプ大統領の側近の一人、スティーブン・ミラー上級顧問が6日、検査で陽性判定を受けたと発表した。

発表によると、ミラー氏は1日から5日間にわたり自宅から勤務し、毎日の検査で陰性反応が出ていた。6日の検査で陽性となり、自主隔離に入ったという。

事情に詳しい関係者がCNNに語ったところによると、ミラー氏はこの日、数日ぶりに出勤して検査を受けた。ホワイトハウスではすでに少なくとも10人の感染が確認されている。

ミラー氏はトランプ氏が9月29日の大統領候補者討論会に参加する前の準備会合に参加していた。この会合の出席者のうちヒックス大統領顧問、クリスティ前ニュージャージー州知事、コンウェイ元大統領上級顧問、トランプ陣営のステピエン選対本部長はいずれも陽性。陰性のままなのはジュリアーニ元ニューヨーク市長、ジェイソン・ミラー陣営顧問のみとなった。

ミラー氏はまた、30日に選挙集会が開かれたミネソタ州への大統領専用機にトランプ、ヒックス両氏とともに搭乗していた。ヒックス氏は同州から首都ワシントンへ戻る機内で発症したとされ、別室に隔離されていた。

ミラー氏の妻でペンス副大統領の報道官を務めるケイティ・ミラー氏は数カ月前に新型ウイルスに感染し、6日午前の検査では陰性だった。副大統領候補の討論会が開かれるユタ州に同行していたが、念のため6日に同行チームから外れたという。

米疾病対策センター(CDC)はホワイトハウス内の接触追跡調査への協力を申し出たが、ホワイトハウス側はすでに確立された計画と手順があるとしてこれを断っている。

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