第1回大統領討論会、7310万人が視聴 歴代でも高水準

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第1回大統領討論会 激しい論戦に

ニューヨーク(CNN Business) 11月の米大統領選に向けて現地時間9月29日に行われた共和・民主両党の候補者による大統領候補討論会の視聴者数は推計7310万人以上だったことがわかった。調査会社ニールセンが明らかにした。

討論会では共和党で現職のドナルド・トランプ大統領と、民主党候補のジョー・バイデン前副大統領が対決した。

今回の視聴者数は2016年の1回目の討論会の数字よりも下がったものの、現代米国史における他のほぼすべての討論会よりも視聴者数は多かった。2016年の1回目の視聴者数は8400万人で、このときは、共和党候補だったトランプ氏と民主党候補のヒラリー・クリントン元国務長官の対決だった。

ニールセンの視聴者数はテレビを通じて視聴した米国人を計算している。そのため、携帯端末で視聴したり、ラジオで聞いたりした人の数は含まれておらず、実際の視聴者数はさらに増えるとみられている。

視聴者数が下がった要因は政治に対する疲労感かもしれない。そのほかの理由としては、トランプ氏の他人を不快にさせる行動かもしれない。討論会後、米現代史上最悪の討論会だったとの声も上がっている。

それでも、今回の討論会の視聴者数は、2000年、2004年、2008年、2012年の討論会の視聴者数をすべて上回っているほか、2016年の討論会2つについても上回った。

ニールセンの記録によれば、今回の討論会の視聴者数を上回ったのは2回のみ。2016年のトランプ氏とクリントン氏の討論会と、1980年に行われたロナルド・レーガン氏(共和党)とジミー・カーター氏(民主党)によるもの。レーガン氏とカーター氏の討論会の視聴者数は8060万人だった。

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