ハイイログマがハンターを殺害 米アラスカ州の国立公園

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米アラスカ州のランゲル・セントイライアス国立公園で、ハンターがハイイログマに襲われ死亡した/Neal Herbert/Planet Pix/ZUMA Wire

米アラスカ州のランゲル・セントイライアス国立公園で、ハンターがハイイログマに襲われ死亡した/Neal Herbert/Planet Pix/ZUMA Wire

(CNN) 米アラスカ州にあるランゲル・セントイライアス国立公園で、ハンターがハイイログマに襲われて死亡したことがわかった。クマによる殺害は同公園では初めての事例とみられる。

米国立公園局(NPS)によれば、ハンターが襲われたのは今月20日。友人1人と一緒に10日間のムースの狩猟に出かけていたが、チサナ川付近で襲われたという。捜査中のためハンターの名前は明らかになっていない。

NPSによれば、同公園は設立から40年になるが、クマによる死亡の事例はこれまで発生していなかった。当局は来訪者に警戒を呼び掛けている。

NPSは声明で、へき地を移動する際はクマよけのスプレーを持ち運んだり、クマに食料を取られないようにする缶を利用したりするなど予防措置を取るよう促している。

NPSによれば、クマは通常、人間が近づいてくるのを見たり聞いたりするとその場を離れる。クマは冬眠に備えるため、秋ごろには行動が活発になるという。

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