トランプ大統領と主治医、病院訪問時の「軽度の脳卒中」を否定

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トランプ氏は2019年の米軍医療センターへの訪問は軽度の脳卒中のためではないと伝えた/Alex Wong/Getty Images

トランプ氏は2019年の米軍医療センターへの訪問は軽度の脳卒中のためではないと伝えた/Alex Wong/Getty Images

(CNN) 米国のトランプ大統領とトランプ氏の主治医を務めるショーン・コンリー氏は1日、トランプ氏が昨年ウォルター・リード米軍医療センターを訪問したことについて、軽度の脳卒中に対応するためではなかったと明らかにした。

コンリー氏は声明で、トランプ氏があらゆる脳卒中や軽度の脳卒中、心臓血管に関する緊急事態を経験したことはなく、そのための検査を受けたこともないと述べた。

コンリー氏は「トランプ氏は依然として健康で、これから待ち受ける厳しい日程をこなす能力について懸念していない」と述べた。トランプ氏が大統領職を行うのに必要な健康状態を維持しているとも付け加えた。

トランプ氏はこれより前、健康問題に関する質問に反発を示していた。トランプ氏はツイッターへの投稿で、軽度の脳卒中のために医療センターを訪問したというのは「フェイクニュースだ」と述べた。

トランプ氏のツイートの前には、ニューヨーク・タイムズ紙の記者が新著の中で昨年の医療センターへの予期せぬ訪問について伝えていた。これによれば、トランプ氏の移動前にホワイトハウス西棟では、トランプ氏に対して麻酔を必要とする手術を施さなければならなくなった場合に一時的に大統領職の権限を引き受けるため待機するようにという指示がペンス副大統領に出されたという。

ペンス副大統領は1日、FOXニュースの取材に対し、「わたしは常に大統領の動向について知らされている」と語り、当時は変わったことはなかったと述べた。待機について聞かれた際には「待機するよう言われたか覚えていない。大統領が医師の予約を取ったことは知らされた」と述べた。ペンス氏は、副大統領なら職務の一環として常に待機状態にあるとも付け加えた。

トランプ氏が軽度の脳卒中となったとの主張について、信頼できる報道機関が確認したり独自に報道したりはしていない。

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