トランプ氏、アリゾナで集会 移民政策の成果を強調

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大勢の参加者が肩を寄せ合って聞き入る中、演説するトランプ大統領/Matt York/AP

大勢の参加者が肩を寄せ合って聞き入る中、演説するトランプ大統領/Matt York/AP

(CNN) トランプ米大統領は18日午後、メキシコ国境に近いアリゾナ州ユマの空港で集会を開き、移民政策の成果を強調した。

トランプ氏は大統領選に向け、国境警備隊員らの労働組合、全米国境警備協議会(NBPC)からの推薦を受けた演説の中で、共和党のデュシー・アリゾナ州知事は新型コロナウイルス感染者の急増を素早く抑えたと称賛した。

続いて自身と民主党の大統領候補、バイデン前副大統領の移民政策を比較し、「バイデン氏は国境を完全に撤廃しようとする急進左翼の手先だ。壁を壊したがり、国境などいらないと考えている」などと主張した。

さらに現政権の成果として、外国人が米国内で出産して子どもの国籍取得を目指す「出産ツアー」の規制に成功したと強調した。

現地のCNN記者によると、この日のユマは41度を超える暑さになった。参加者らはバスで空港内の格納庫に到着し、検温を受けてからすき間なく並べられた椅子に着席。マスクを着けている人は少数派だった。

トランプ氏は演説で「この中は50度もある。試練を受けているようなものだ。バイデン氏にこれができると思うか。私は思わない」とも語った。

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