岩で負傷した登山者、ヘリコプターで救出 米ワシントン州

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米国の山で、岩により負傷した登山者がヘリコプターで救出された/Petty Officer 1st Class Cynthia Oldham/U.S. Coast Cuard

米国の山で、岩により負傷した登山者がヘリコプターで救出された/Petty Officer 1st Class Cynthia Oldham/U.S. Coast Cuard

(CNN) 米西部ワシントン州の山に登った登山者が岩で負傷し、ヘリコプターで救出される出来事があった。

沿岸警備隊によれば、登山者の男性は9日、女性の友人とともに山を下りる途中で大きな岩がぶつかり負傷した。

登山者は山を約1900メートル登ったが、幅約180センチ、高さ約180センチの岩が男性にぶつかり、男性は頭部と脚を負傷した。男性は岩にぶつかった後もなんとか意識を保っていた。

女性の登山者は看護学生で出血をコントロールするため男性の足に止血帯を施した。女性はまた、通報するために電波を探そうとさらに高い場所へ登ったという。

登山者が高いところにいたため、オレゴン州の沿岸警備隊のヘリコプター隊がキング郡の保安官事務所の救助隊と協調して救助にあたった。沿岸警備隊は登山者の位置を特定し、安全にヘリコプターで搬送することに成功した。

保安官事務所によれば、男性登山者のけがは当初考えていたものよりも重傷だった。沿岸警備隊によって搬送できたのは幸運で、そうでなければ救助隊が山を登らねばならず、負傷者のところにたどりつくのに1日がかりだった可能性もあったという。

負傷した登山者の容体は安定しているという。

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