オブライエン米大統領補佐官、新型コロナで陽性反応

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ロバート・オブライエン米大統領補佐官(国家安全保障担当)。新型コロナ検査で陽性と判定された/NICHOLAS KAMM/AFP/Getty Images

ロバート・オブライエン米大統領補佐官(国家安全保障担当)。新型コロナ検査で陽性と判定された/NICHOLAS KAMM/AFP/Getty Images

(CNN) トランプ米大統領の補佐官で国家安全保障を担当するロバート・オブライエン氏が、新型コロナウイルスの陽性反応を示していたことが28日までに分かった。事情に詳しい当局者が明らかにした。

これまで知られたトランプ政権内の感染者で、オブライエン氏は最高位に当たる。同氏が最後にいつトランプ大統領に会ったのかは不明。公の場では今月10日、フロリダ州マイアミでの米南方軍の視察をともに行っていた。

ホワイトハウスが報道向けに出した無記名の声明によると、オブライエン氏は「軽い症状」が現れたのを受けて自己隔離中。オフィスに出勤はせず、安全な場所から勤務しているという。

国家安全保障会議(NSC)の複数のメンバーは、オブライエン氏の検査結果について、メディア報道の前には知らされていなかったと述べた。

オブライエン氏はトランプ氏の最側近の1人。このほど渡欧し、部下とともに英国、フランス、ドイツ、イタリアの当局者らと面会していた。

米政権の高位当局者はCNNの取材に答え、オブライエン氏について先週から在宅勤務していると述べた。別の情報筋によると、最後にオフィスに出勤したのは今月23日。ホワイトハウスの声明は「大統領や副大統領が感染したリスクはない」としている。

米国家経済会議(NEC)のラリー・カドロー委員長は記者団に対し、オブライエン氏の娘の1人も新型コロナに感染しており、家族を通じてうつったのだろうとする見方を示した。

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