ファウチ所長の「私的な」感染対策、外食せず旅客機乗らず

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国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長。現時点でレストランに外食しに行くことはないなどと語った/Pool/Getty Images North America/Getty Images

国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長。現時点でレストランに外食しに行くことはないなどと語った/Pool/Getty Images North America/Getty Images

(CNN) トランプ米政権の新型コロナウイルス対策チームの中心人物の1人である国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長はこのほど、自ら講じている感染予防策について触れ、レストランでの食事は現段階であきらめ、大西洋路線の旅客機に搭乗する考えはないなどとの対策を明かした。

金融情報サイト「マーケットウオッチ」との会見で述べた。感染が再拡大する米国内の状況と絡め、自ら控えていることなどを問う質問に答えた。

レストランの屋内での食事は屋外に比べ実際に危険なのかとの問い掛けには「正しくその通り」と回答。もしレストランに出かけるつもりならテーブルの間の距離が適切な屋外の席の確保に最善を尽くせと助言。その上で、「私はこの時点では行かないけど」と付け加えた。

また、アイルランドに滞在中だという同サイトの記者は、ファウチ所長に現時点で大西洋路線の旅客機に乗るだろうかと質問。

これには「乗らない」と応じ、その理由を説明。「個人的には認めたくないのだが年齢が79歳でもあり、感染のリスクがある分類に入る」とし、大西洋を横断する理由が思いつかないとも指摘。

「私は非常な隔離状態にもあり、新型コロナ対策チームにも入っている」と述べ、「ホワイトハウスにほぼ毎日通い、1日の半分は国立アレルギー感染症研究所の事務所にいて新型コロナ用のワクチンや治療薬の開発に費やしている」と続けた。

「これらの作業は私が実際に必要としていること」とし、「感染者となった自分の姿は想像出来ない。多数の感染が現在発生している中で旅客機に搭乗すれば感染のリスクがある」とも締めくくった。

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