NYのレストラン、常連だった性犯罪被告らのテーブルを焼却

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レストランのオーナー、ザック・アーデム氏(右端)が両被告の座った椅子に火をつける様子/Courtesy 75 Main Street

レストランのオーナー、ザック・アーデム氏(右端)が両被告の座った椅子に火をつける様子/Courtesy 75 Main Street

(CNN) 性犯罪に問われ勾留中の昨年8月に死亡した富豪のジェフリー・エプスタイン被告と、女優らへの性的暴行が発覚して2月に有罪評決を受けた元大物プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン被告。この2人がかつて常連だった米ニューヨーク近郊のレストランで、両被告が座ったとされるテーブルが焼却された。

ニューヨーク・ロングアイランドのサウサンプトンにあるレストラン「75メイン」のオーナー、ザック・アーデム氏(39)はCNNとのインタビューで、店の歴史から両被告の名前を消し去りたかったと述べた。

2人はこの店を訪れると、1番のテーブルに座るのが常だった。「エプスタイン被告がこのテーブルに座ったなどと考えるたび、店に汚点を残さないよう焼いてしまわなければ、という思いに駆られた」と、アーデム氏は話す。

同氏はこのテーブルをおのとハンマーでたたきつぶし、石油をかけて火をつけた。立ち会った人々から「燃えろ、エプスタイン」と声が上がった。

燃えがらはごみ箱に捨てた。同氏は「いい気分だった。これで2人のことを考えなくてもよくなった」と振り返る。

テーブルを燃やすアーデム氏/Courtesy 75 Main Street
テーブルを燃やすアーデム氏/Courtesy 75 Main Street

テーブルを燃やしたのは被告らの「悪いエネルギー」を追い払うだけでなく、店を訪れようとする人々に明確なメッセージを伝えるためだと語り、「女性を虐待する人はお断りだ」と言明した。

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