米最高裁のロバーツ長官、転倒で一時入院

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米連邦最高裁のジョン・ロバーツ長官が自宅近くで転倒し、入院していたことが分かった/Senate TV

米連邦最高裁のジョン・ロバーツ長官が自宅近くで転倒し、入院していたことが分かった/Senate TV

(CNN) 米連邦最高裁判所のジョン・ロバーツ長官(65)が先月、自宅近くで転倒し、けがの治療で一晩入院していたことが分かった。

米紙ワシントン・ポストが最初に報じた。最高裁の広報担当者が7日に発表したところによると、ロバーツ氏は先月21日、ウォーキング中に転倒して額にけがをした。

病院で傷を縫合する治療を受けた後、念のため翌朝まで入院したという。医師らによると、脱水によるふらつきが原因で転倒したとみられる。

ロバーツ氏は保守派と目されていたが、最高裁が先月15日に性的少数者への差別、18日に不法移民の救済廃止をそれぞれ違法とした判断でリベラル派と歩調を合わせ、注目を集めた。

長官に任命される前の1993年と就任後の2007年にけいれん発作を起こしているが、いずれも原因疾患が見当たらない特発的てんかんと診断された。医師らによると、今回の転倒は発作とは無関係とされる。

最高裁判事らは現在、遠隔方式で審理を進めている。夏季休廷期間に入る前に、トランプ大統領の財務記録の開示などをめぐり、5件の判決を下す予定だ。

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