米国の感染者20万人超す、フロリダ州も自宅待機を命令 新型コロナ

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米国の新型コロナウイルス感染者が20万人を超えた/Spencer Platt/Getty Images North America/Getty Images

米国の新型コロナウイルス感染者が20万人を超えた/Spencer Platt/Getty Images North America/Getty Images

(CNN) 新型コロナウイルスの流行が続く米国で1日、感染者数が20万人を超えた。感染拡大を受け、フロリダ州などはこの日、他州に続き住民に自宅待機命令を出した。

米国では1日午後の時点で、21万人以上の感染が確認され、少なくとも4669人が死亡。一日の死者数は900人以上と再び最多を更新した。

コネティカット州のラモント知事によると、同州では生後6週間の乳児も死亡したという。

無症状の人が感染拡大に拍車をかけていることを示すデータが増えるなか、米当局は、一般市民にマスク着用を呼び掛けるかどうか再検討を進めている。世界保健機関(WHO)も勧告内容を再検討する方針を示しているものの、現時点では患者や医療従事者以外がマスクで口を覆う必要はないとしている。

アイスランドでは新たなデータから、陽性者の半数が無症状であることが判明。米疾病対策センター(CDC)によると、米国でも感染者のうち推計25%は無症状だという。

米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)のファウチ所長は、さらなる感染拡大を防ぐため、マスクに関する指針の再検討を進めていると説明。医療従事者からマスクを奪う問題が生じないようであれば、一般市民にマスク着用を勧告する方向に「傾く」だろうと述べた。

CNNが各地の州や郡、市の法令を基に集計したところ、米国では現在、90パーセント近くの人が住む地域で自宅待機命令が出ている。

1日には人口2100万人を抱えるフロリダ州でも自宅待機命令が出た。同州のデサンティス知事は、高齢者や基礎疾患を持つ人に自宅待機を命令。全州民を対象とする移動制限も発表した。この措置は3日未明に発効する。

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