クルーズ上院議員ら自主隔離、新型コロナ陽性の個人と接触

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共和党のクルーズ上院議員。ゴサール下院議員とともに、新型コロナウイルスに陽性だった人物と接触したとして自主的な隔離措置を取る/Justin Sullivan/Getty Images

共和党のクルーズ上院議員。ゴサール下院議員とともに、新型コロナウイルスに陽性だった人物と接触したとして自主的な隔離措置を取る/Justin Sullivan/Getty Images

ワシントン(CNN) 共和党のテッド・クルーズ上院議員(テキサス州)とポール・ゴサール下院議員(アリゾナ州)は8日、新型コロナウイルスの検査で陽性反応が認められた個人と接触したとして、それぞれ自主隔離を行うことを明らかにした。

両氏は先ごろ開かれた「保守政治行動会議(CPAC)」年次総会に参加。会場でウイルス感染の陽性反応が出た出席者と接触していたことがわかり、念のため自主隔離を行うことにしたとしている。現時点では、どちらにも新型コロナウイルスによる症状は出ていない。

クルーズ氏は、10日前に当該の個人との間で「短い会話と握手を交わした」と説明。接触は時間にして1分に満たなかったとした。

自主隔離は接触から14日が経過するまで行う。声明の中で同氏は「現時点で症状は出ておらず、医療の専門家からも他者から感染した可能性は極めて低いとの助言を受けた」と述べた。

一方、ゴサール氏は声明で、スタッフ3人とともに陽性反応の出た個人と接触したと述べた。「接触の時間は長く、数回握手を交わした」という。今後はアリゾナ州の自宅にとどまり、オフィスも閉鎖するとしている。

スタッフを含めてだれにも症状は出ておらず、体調もすこぶるよいが、「先を見越して警戒を怠らないようにする」と語った。

CPACはメリーランド州で開催され、トランプ氏やペンス副大統領、政権高官らが出席していた。主催する米国最大の保守団体「米国保守連合(ACU)」によれば、感染が判明した出席者とトランプ氏やペンス氏との間に接触はなかった。

CPACの運営側は陽性反応の出た個人について「状態は引き続き改善傾向にある」としたうえで、「現時点で他の出席者やスタッフなどにコロナウイルスの陽性反応は出ていない」と発表した。

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